[BloombergTV.mn] 10月の企業債務残高の37.2%は外貨建て

BloombergTV.mnより 2018.12.10 09:05 (元記事のリンクはこちら) 10月の企業預金の41.3%を外貨建てが占めている。 これは前月比4.1ポイント増であるとモンゴル銀行が伝えた。 一方、企業債務残高の37.2%は外貨建てである。これは前月比1.5ポイント減であった。 10月の外貨建て融資の月間平均金利は年利10%、トゥグルク建て融資の月間平均金利は年利17.6%で金利差は7.6ポイントである。 「世帯債務が増えすぎて、商業銀行の貸出における外貨建ての割合が増加することは、経済をさらに脆弱化するリスクがある」とモンゴル銀行のN.バヤルトサイハン総裁が強調している。 9月の通貨政策決定の枠内で、外貨依存度を下げるため、外貨建て融資のリスクヘッジを150%に引き上げる決定を出し、2019年1月1日から施行する。 通貨政策発表で「外貨収入がなく、外貨変動リスクを管理できない個人・企業に外貨建て融資を行うことは、債務負担と経済の脆弱性を拡大する」とモンゴル銀行が述べた。 業種別にみると、商業、鉱業、建設業分野で外貨建て融資が多い。 このうち商業分野への外貨建て貸付は総貸付残高の31%を占めており、年初比4ポイント増となっている。 B.ビャンバスレン記者
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