[BloombergTV.mn]モンゴルの競争力は140か国中99位

BloombergTV.mnより 2019.02.27 11:50 (元記事のリンクはこちら) モンゴルの2018年の競争力が140か国中99位だった。得点では52.7点で前年比0.2点下がったことが、世界経済フォーラムが毎年発表している世界競争力報告書で明らかになった。 2017年にモンゴルの競争力は135か国中95位だった。 報告書をさらに詳しく見ると、99位のモンゴル、110位のカンボジア、112位のラオスは経済の持続的成長のマイナス要因が増加した。 例えば、先進国の中央銀行による政策金利引き上げや、貿易紛争などの突然のショックにこれらの経済は敏感である。 特にモンゴルの場合、原料価格の低下が大きなリスクであると世界経済フォーラムは強調している。 また石炭輸出の減少が主なリスクの1つであると世界銀行が警告していたことにも注意する必要がある。 モンゴルの競争力が99位となった内訳をみると、労働市場では140か国中41位であったことも注目された。 しかし、インフラ分野では103位であった。 国際金融機関の判定を見ると、経済回復はよい傾向だが、これは新しい課題を明らかにしていると国際金融機関が警告していた。 例えば、内需拡大は国際収支の悪化につながっているとIMFが述べた。 ADBも同様の判断を行っている。 一方、腐敗認識指数でモンゴルは10位上昇し、180か国中93位になった。 トランスペアレンシーインターナショナルが2018年の腐敗認識指数を発表し、モンゴルは前回から1点上昇し37点となった。 しかし、40点以下の国はポピュリズムが強く、汚職防止の主な機関の対策が不十分だそうだ。 トランスペアレンシーインターナショナルはモンゴルについて「国会議員の不逮捕特権が、不正追及から逃れる口実になっている現状を改める必要がある」と提言している。 E.アンフバヤル記者
一覧へ戻る