[BloombergTV.mn]鉱業省:製油所関連のインフラ建設は順調
BloombergTV.mnより 2019.04.19(元記事のリンクはこちら)
製油所関連のインフラ建設工事は順調であると鉱業重工業省が発表した。
送電線、鉄道の引き込み線建設は完了し、道路建設は9月に完了する見込みである。
インフラ工事はモンゴル開発銀行(DBM)の融資で行っている。
「インフラ工事を市場価格よりも大幅に安く実施している」とモンゴル製油所公社のCEOが報告した。
インドの10億ドルの借款で建設する製油所は、ドルノゴビ県アルタンシレー郡にあり、2023年に稼働予定で、年間150万トンの原油を精製する。
プロジェクトのコンサルにはEngineers India Ltd社が選ばれた。
同社は4月中に業務を開始する予定であると外務省が発表した。
製油所が稼働後は原料を国内で自給することを目指している。
現在、モンゴル国内には中国資本のペトロチャイナ・ダチン・タムサグ、ドンシンの2社が石油採掘・輸出を行っている。
2019年にペトロチャイナ・ダチン・タムサグ社は150万トン、ドンシン社は50万トンの原油を輸出する計画である。
2023年に製油所が稼働する際には追加で30-40万トンの採掘が可能であると鉱業重工業省は発表した。
そのため、ペトロチャイナ・ダチン・タムサグ社は追加探査を行うことに前向きであると表明していた。
T.エリサ記者