[BloombergTV.mn]3月の外貨準備高は前年同月比22.7%増の36.6億ドル

BloombergTV.mnより 2019.05.03 09:00(元記事のリンクはこちら) 3月末時点の外貨準備高が前月比1.07%増、前年同月比22.71%増の36億6,000万ドル(約4,050億円)であったとモンゴル銀行が発表した。 2016年10月には外貨準備高が10億ドルまで減少していた。 一方、鉱物資源価格が上昇に転じた2017年からIMFのEFFの枠内で段階的に対策を行ってきた。 2019年3月時点の外貨準備高は36億ドルを超えてさらに増加していることをモンゴル銀行のN.バヤルトサイハン総裁は強調した。 外貨準備高を増やす政策の一環として、「アルト(金)2」プログラムを支援し、金採掘分野の法環境を刷新し、採掘した金を地方で買い取る活動を実施した。 また国内商業銀行が外国市場から資金調達する際のコストを引き下げる目的で、長期スワップ取引のコストを引き下げ、外貨の流入拡大の後押しを行ったとモンゴル銀行は強調した。 モンゴル銀行は、中期的に外貨準備高を65億ドル(7,195億円)に引き上げる目標を掲げている。 その理由は、今後4-5年の間に償還予定の政府・民間の対外債務の支払い計130億ドル(1兆4,390億円)を事前に用意するためである。 このうち29億ドル(3,210億円)は政府が外国市場で発行した国債の債務である。 B.ビャンバスレン記者
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