[BloombergTV.mn]BOM:輸出業者から外貨を買い取る

BloombergTV.mnより2019.05.30 09:30 (元記事のリンクはこちら) モンゴル銀行(中央銀行:BOM)は今年外国為替市場の見通しを安定的と発表した。 IMFの拡大信用供与措置(EFF)の枠内で今年8.4億USD(約910億円)がモンゴルに入る予定である。 しかし、予定の融資はIMFの理事会で承認された後に入金する。 融資を受けるためにはEFFで負った義務を果たす必要がある。 また、今年オユトルゴイの地下鉱山に13億ドル(約1,408億円)の投資が行われると政府は見ている。 これらの追い風を受けて国際収支統計は今年度黒字になる見込みである。 2019年初めから現在まで、BOMは約8.5億USD(約921億円)を外国為替市場に供給している。 これは昨年1年間の総供給量に匹敵する。 2018年にトゥグルクの為替レートは9%下落したが、2019年初め以来比較的安定している。 BOMは外貨準備高を拡大し、為替の需給ギャップを削減する目的で、大手輸出企業と為替取引を行うことにより外貨を買い取っていることを発表した。 例えば、4月18日時点でオユトルゴイから2億8,200万USD、エルデネットから1億5,000万USD、エルデネス・タワントルゴイから2億USD、その他の企業から3,400万USD、計6億6,000万USD(約715億円)を買い取った。 それと同時に国内銀行の外貨調達コストを引き下げ、外貨流入の拡大を支援していると発表した。 B.ビャンバスレン記者
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