[BloombergTV]1-2月の資源輸出は前年同期比22.5%減

BloombergTV.mnより2020.3.9 17:00(元記事のリンクはこちら) 1-2月の鉱物資源輸出は前年同期比22.5%減の6億3,970万ドル(約710億円)となった。 鉄鉱石の輸出が同20%増の143万トン、金額ベースでは同90%増の9,890万ドル(約110億円)となった。 銅精鉱の輸出は同16%減の19万2,200トン、金額ベースで同30%減の2億1,900万ドル(約240億円)になったと税関庁が発表した。 国境封鎖に関連し、輸出は完全には停止していないものの、銅精鉱の輸出は大きく減少したとオユトルゴイが発表した。 一方、1-2月の亜鉛の輸出は前年同期比7%増の2万6,400トン、金額ベースで同3%増の3,550万ドル(約39億円)になったと税関庁が発表した。 亜鉛の主要輸出者であるツァイルト・ミネラルは亜鉛製品を鉄道で輸出しているため、鉄道貨物は平常通り運行しており影響はないと発表した。 しかし世界的に新型コロナウイルスの感染が拡大しており、亜鉛の価格が低下していることには警戒しているとツァイルト・ミネラルが発表した。 1-2月の石炭輸出は前年同期比35%減の260万トン、金額ベースで同34%減の2億1,820万ドル(約240億円)となった。 国家非常事態委員会の決定により3月15日からシベーフレン、ガシューンスハイト国境からの石炭輸出を再開する予定である。 非常事態体制中はシベーフレン国境から1日200台のトラックが出国可能であると鉱業重工業省が発表した。 新型コロナウイルスの感染予防に関連して、消毒などの費用1-1.7億トゥグルク(約390-660万円)をナリーンスハイト炭鉱で採掘している4社が負担する。 ガシューンスハイト国境を出入りするトラックはそれぞれ2車線を使う予定である。 また、原油の輸出は前年同期比3分の1の1,690万ドル(約18億円)であったと税関庁が発表した。 T.エリサ記者
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