[BloombergTV]ノンバンクの貸出残高が2020年第1四半期に30.9%増

BloombergTV.mnより 2020.05.26(元記事のリンクはこちら) 2020年第1四半期のノンバンク貸出残高が前年同期比30.9%増の約1.3兆トゥグルクとなった。 2020年初には貸出残高は1.2兆トゥグルクであったが、3か月間で4,648億トゥグルクの新規貸し出しを行った一方、同期間に4,229億トゥグルクの返済があった。 同期間の加重平均貸出金利(月利)は前年同期比0.4ポイント低下の3.0%(年利換算36%)だったが、これは銀行業界と比較して1.6ポイント高いと金融調整委員会が発表した。 金融調整委員会の決定の枠内で、ノンバンクへの返済が滞った契約については、返済期間の延長、元金返済の繰り延べなどの対策を行っている。 具体的には、モンゴル証券取引所に上場している企業の第1四半期決算を見ると第3部に上場のノンバンクInvescore社は貸付先の債務負担を軽減するため、手数料なしで融資契約の条件を変更し、手数料なしでビジネスローンの貸し出しを行うなどの対策を行っている。 さらに同社はマスク製造業者のモンゴル・マスク・エルデネット社や手指消毒剤製造業者のノゴーン・ティテム社に無利子融資を行った。 また、モンゴル証券取引所第3部上場のノンバンクであるタンデム・インベスト社は4月に全貸出先の40%以上の返済スケジュールを見直したと発表した。 B.エンフジン記者
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