[BloombergTV]石炭輸出が前年同期比半減

BloombergTV.mnより 2020.06.30 12:00(元記事のリンクはこちら) 資源輸出統計の速報値が発表された。 今年6月28日時点で、モンゴルは850万トンの石炭を6億7,770万ドルで輸出した。 これは前年同期比半減である。 主な輸出先である中国の5月のコークス炭の輸入が479万トンになり、前年同期比19%減、前月比24%減となった。 中国のSxcoal.comはコークス炭の輸入単価が117.9ドルとなり、前年比10ドル、前月比16ドル低下したと発表した。 今年6月28日時点で、66万6,000トンの銅精鉱を7億3,000万ドルで輸出したと税関庁が速報値を発表した。 前年同期比で輸出量が10%、輸出額が30%減少した。 新型コロナウイルスの拡大により銅価格が低下しているためである。 とはいえロンドン金属取引所(LME)は最近急速に回復し、3月の底値と比べると30%以上上昇している。 また2010年以来の最高潮を迎えている。 これは一方では中国の需要回復、もう一方では主要な供給者であるチリの輸出がパンデミックで途切れるリスクがあることが影響した。 この他、今年1月1日から6月28日までに92万6,700バレルの原油を3,320万ドルで輸出したと税関庁が発表した。 前年同期比で輸出量は3.4分の1、輸出額は5分の1に減少した。 モンゴルは今年660万バレルの原油を輸出し、3,356億トゥグルクの税収を得ると予算に計上したいたが、今年上半期時点で目標の14%しか輸出できていない。 T.エリサ記者
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