[BloombergTV]マザーライ債5億ドルを償還
BloombergTV.mnより2021.04.14 15:40(元記事のリンクはこちら)
政府が2016年の国際市場で販売した5億ドル(約540億円)のマザーライ債の償還を完了したと大蔵省が発表した。
2021年に償還期限を迎えるマザーライ債、2022年に償還期限を迎えるチンギス債の借り換えのため、ノマド債を発行していた。
これにより、5年もの・年利10.875%のマザーライ債の残額である1億3,260万ドル(約143億円)および利息分を合わせた1億3,980万ドル(約151億円)を4月6日に完済した。
2020年末の政府債務は27.8兆トゥグルク(約1兆円)になり、前年比16.6%増加した。
このうち89.1%を対外債務が占めている。
ムーディーズはモンゴルのソブリン格付けをB3(Negative)からB3(Stable)に引き上げた。
償還期限が近い対外債務の負担が減ったことが引き上げの要因となったと述べた。
S.ウヌルサイハン記者