[BloombergTV.mn]ゲル地区の住民が煙突のない住宅を持つ機会

BloombergTV.mnより 2018 .01.02 12:00 (元記事リンク) BloombergTV Mongoliaが首都知事室と共同で「煙のないウランバートル2」フォーラムを本日開催した。今回のフォーラムでは、「きれいな空気~新計画~」、「きれいな空気~国産品~」、「きれいな空気~包摂的融資~」の3つのテーマで協議をした。 また本日閣議が行われ、2019年5月15日よりウランバートル市内に生石炭の持ち込みを禁止する決定を出した。 そのため、市の需要に60万トンの改良燃料が必要になると首都知事室が発表した。 そのうち30万トンの石炭を民間企業がコンソーシアムを設立して供給する可能性があるとS.バトボルド市長が強調した。 つまり首都知事室は生産を支援するが、仕組みは民間企業が自分たちで構築する必要があるということだ。 現在、市場での石炭1トンの価格は9~10万トゥグルクだ。一方、改良燃料は1トン15万トゥグルクになる。 そのため、この枠内で補助金の問題を解決する必要があると述べた。   また、第2部では、国内建築業者がディスカッションを行い、熱損失の低いセメントの生産の可能性があるとモンセメント۰ビルディング۰マテリアルス社が述べた。その他、住宅ローン資金を継続させ、そのために国と民間企業が協力すべきだとビジネス代表者とエコノミストが結論づけた。 その他、第3部では「グリーン融資基金」プロジェクトの枠内で、煙突のない住宅の案を紹介した。 同プロジェクトのB.ナイダラー代表の発表によると、煙突のない、太陽熱を吸収する省エネルギーな住宅を建設する可能性は十分あるそうだ。 その住宅は2,500万~4,000万トゥグルクになる。肝心なのは、ゲル地区の住民に対し8%住宅ローンで戸建て住宅を建てる機会を与えることだと強調した。 そして、この問題は机上の空論でなく、具体的な解決策になったし、現在首都知事室と正式に協議を行っている。 今後は銀行及び政府が出資者として協力すると発表した。   B.ツァツァラルト記者
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