[BloombergTV.mn]機能性食品の生産が増加

BloombergTV.mnより 2018.02.27 12:00元記事リンクはこちら 食品で人間を健康にすることについて、日本を源流とする食事法の流行がモンゴルに来てから少なからず年月が経っている。最近は、機能性食品の生産が勢いを増しつつある。体の新陳代謝を促進し、健康改善の効果がある食品は機能性食品の種類に含まる。 政府が実施したイノベーション・プロジェクトの枠内で、機能性食品を生産するいくつかの工場が建設された。例えば、科学技術大学生産技術学部は同プロジェクトの枠内で「機能性パンと小麦製品の実験、研究、イノベーション」の工場を2015年に大学内に建設した。同工場は、全粒粉、ライ麦粉、雑穀や乾燥ニンジン入り健康パン、蒸しパン、ビスケット、ケーキ等の機能性食品を市場に供給している。 調査によると、機能性食品の60%以上を乳製品が占め、一日に必要な健康的食事の40%以上は麦や米で摂取するとしている。また、モンフードランド社は2014年より、燕麦、全粒粉などの穀物、ハチミツ、アーロール、果物で健康的で美味しい食品の生産を開始した。モンゴルで栽培した燕麦を利用し、朝食シリアルなどの5種類の製品を「モビヨス」という名前で市場に供給している。さらに、追加で他の果物であるコケモモ、バナナ等を保存料を使用せずに乾燥させ、トッピング製品として使っている。同社は今年から燕麦の他に、とうもろこし、ライ麦等で朝食シリアル、ビスケットの新しい生産ラインの導入を予定していると強調した。 モンフードランド社は保存料など化学物質を全く含まない100%自然の健康食品を生産している。その他、テンゲリーンヒシグ社は消化がよく健康的な「アモー」ブランドの製品を市場に供給し、タルハチヘル社も機能性食品を生産している。 Kh.チメドドラム記者
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