[BloombergTV]9月末の外貨準備高は5.7%減の42億ドル
BloombergTV.mnより2021.11.02 11:20(元記事のリンクはこちら)
9月末の外貨準備高は前月比5.7%減の42億ドル(約4,773億円)だった。
外貨準備高は4月に49億ドル(5,570億円)の過去最高を記録して以降、減少を続けている。
その一方、IMFの特別引出権(SDR)および純金の備蓄の増加により、今年末には45億ドル(約5,115億円)に達する見込みである。
これは輸入決済8か月分に相当し、短期の対外債務の償還には十分な水準であるとモンゴル銀行(BOM)が述べた。
モンゴル国の対外債務が大きいため、外貨準備高を増やす必要があるとBOMが強調した。
対外債務の持続性調査によるとモンゴル国の総対外債務は今年GDPの220%に達する見込みである。
2022-2023年にチンギス債の残額1.4億ドル(約160億円)、ゲレゲ債の残額5.4億ドル(約614億円)など総額40億ドル(約4,550億円)の償還が控えている。
S.ウヌルサイハン記者