IMDの世界競争力ランキング2022年版でモンゴルの競争力は63か国中61位となった。

これは2021年度の調査より1ランク低下した。

評価は経済状況、政府の効率性、ビジネスの効率性、インフラの4つの大分類の中で333項目の指標によって点数化される。

モンゴルは、国境税関の問題、製造コストの増加などを原因としてインフレが加速していることが大きな課題となっているとIMDが強調した。

さらにトゥグルク安と外貨準備高の減少を付け加えた。

経済指標をみると、モンゴルは2021年に58位だったが、今年は3つ順位を下げた。

また、政府の効率性でも3つ順位を下げて57位となった。

モンゴルのインフラは他の3つの分類に比べて最も低くなっている。

具体的には、2022年度調査でモンゴルのインフラは世界63か国中62位だった。

つまりハイパーインフレーションに見舞われているベネズエラが最下位で、モンゴルはその1つ上である。

モンゴルはインフラの項目で2018年以降1つも順位を上げていない。

M.アミナ―記者