[BloombergTV.mn]農産品取引所:国内メーカーと組合を提携させ卸売に留意

BloombergTV.mnより 2018.03.16 15:30(元記事のリンクはこちら) モンゴル政府が可決した「カシミヤ」プログラムの枠内で、加工生産の割合を15%に引き上げると定めている。また、皮革、羊毛、カシミヤ等の原料の加工率を60%に引き上げ、組合に対し長期間の投資及び融資の柔軟な政策を施行すると定めた。原料準備の季節である毎年の3、4月には、最終製品工場の原料買い付け資金が不足する。そのせいで、外国の仲買人が大量の現金で良質の原料を買い占めていると農産品取引所が発表した。外国の仲買人は所得税を過少申告し、輸出税なしで原料の80%以上を何の付加価値もつけずに洗毛の状態で輸出している。そのせいで国内では原料不足が発生し、生産能力のわずか40~60%だけを使用していることを強調した。 2017年度に5,409.7トンのカシミヤ洗毛、571.4トンのカシミヤダウン、91万5,600枚のニット製品を生産し、原料全体の90%を1次加工状態で輸出し、10%を織物・ニット等の最終製品に加工し、国内外に販売した。 過去に2000年~2004年度に実施した「カシミヤ」プログラムでは、全国で生産しているカシミヤの原料の88%を国内で高度加工し、カシミヤの最終製品の生産と輸出が急増していたことがある。 B.ドゥルグーンゾル記者
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