[BloombergTV.mn]モンゴル銀行が政策金利を1ポイント引き下げ10%に

BloombergTV.mnより 2018.03.23 17:00(元記事のリンクはこちら) モンゴル銀行の通貨政策委員会は政策金利を1ポイント引き下げ、10%にすると決定した。この決定は、銀行分野の短期の資金調達の金利を引き下げ、さらに融資金利の引き下げを通してビジネスの活性化を支援すると通貨政策委員会はみている。 政策金利引き下げ決定の発表と共に、各銀行のトゥグルクの法定準備預金額を発表したことが注目された。 各銀行のトゥグルクの準備率を10.5%、外貨の準備率を12%にする決定を出した。 今回トゥグルクと外貨の準備率を個別に定め、政策金利と同時に発表するのは初めてのことだとモンゴル銀行総裁が強調した。 金融市場でドル比率が高いことは、政策金利の銀行ローン利率への影響力を下げているとみている。そのため、トゥグルクの準備率を外貨の準備率より低くする決定を出した。 今回政策金利引き下げを決定した主な根拠は、インフレが目的水準で安定する見通しが立ったことによる。 O.オドゲレル記者
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