【コラム】初めての海外送金をする方へのヒント
今回は、海外送金自体が初めてという方に、ご紹介したい用語と、簡単な基本情報をご紹介します。
すでにご存じの簡単な内容もあるかと存じますが、ご参考になれば幸いです。
・SWIFT(スイフト)コード: 送金先の国と銀行を特定するための国際規格コード。ネットでの検索で、銀行の公式サイトなどから確認頂けます。基本的に8桁や11桁など。
入力する銀行のコードが8桁にも関わらず、11桁ではないというエラーが出る場合は、末尾にXを3つ付けると解決します。
※BICコードも、SWIFTコードと同じ意味で使われていることが多いです。
なお、TransbankのSWIFTコードは、TBOMMNUB。三井住友銀行のSWIFTコードは、8桁の場合:SMBCJPJT、11桁の場合:SMBCJPJTXXX。
・IBAN(アイバン)コード: SWIFTと同じく、国際送金に使われる国際規格コードですが、国と銀行の識別に加え、支店や口座番号まで、すべてを一括して特定できる番号です。
国を識別する2桁のローマ字と最大30桁の数字の組み合わせで構成され、モンゴルの場合は、MNから始まる合計20桁で構成されており、後ろの10桁が口座番号です。口座ごとに異なるこのIBANコードは、オンラインバンキングから確認できます。IBANコードは欧州で主に使用されており、モンゴルでは2025年4月~導入されました。
・仕向け銀行:送金元の銀行(例:金融機関の用語で「仕向送金」という言葉などが出てきたりします)
・被仕向け銀行:受け取り銀行
(例:「被仕向送金手数料」などは、受け取る銀行側でかかる手数料という意味です。)
・おまけの小ネタ①
モンゴルの現地通貨MNT建ての口座に入金したい場合、日本の円建ての口座から送金するとどのような流れになると思いますか。もちろん、モンゴルの円建て口座宛てに海外送金を行い、オンラインバンキングで自己口座間の振替を行って、円建て口座からMNT口座で移動させることも可能です。一方で、海外送金の場合は、MNT口座を直接指定して、円建て口座から、円建て送金を行うことができます。この場合、着金日の銀行公式レートで自動換算されて、送金金額相当のMNTが口座に入金されます。なお、定期預金に直接海外送金を行うこともできます。また、モンゴルは日割り計算で毎日金利が付きますので、一日もムダにせず入金した方がおすすめです。
(そのため、ネット銀行や地銀よりも送金にかかる日数が少ないメガバンクが特におすすめです。)
・おまけの小ネタ②
モンゴルにある、日本在住の日本人個人口座に送金をする場合、「受取人住所」はどうなると思いますか。答えは、受取人が現在住んでいる住所です。モンゴルの銀行宛てに送金するため、受取銀行受所はモンゴルの住所になりますが、受取人は日本の住所をローマ字入力して問題ありません。
※日本の銀行に登録している住所は最新になっていますでしょうか。最近は本人確認が厳しくなっています。ご自身の信用を落とさないためにも、登録情報の更新や確認はぜひ海外送金の前にお済ませください。
日本からTransbankへの送金について、ご不明な点やご質問等ございましたらお気軽にご連絡ください。
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