[BloombergTV.mn]蔵相:6月に政府は7,500億トゥグルクの債務を返済する

BloombergTV.mnより2018.06.13 09:30元記事のリンクはこちら 財政収支が2018年5月末時点で454億トゥグルク(約20.6億円)の黒字となった。 総税収が前年同期比28.1%増の2.9兆トゥグルク(1,318億円)となったことが、財政収支改善に大きく寄与した。 また税収の増加には、輸入特別税が62.5%、所得税が24.7%、付加価値税が34.2%それぞれ増加したことが主に影響した。 財政収支は改善しているものの、政府にとって公務員給与の引き上げ要求は大きな課題となっている。 2018年度連結国家予算を見ると、総歳出の19%を公務員給与が占めている。 モンゴル労働組合は行政サービスの公務員給与を今年第2四半期までに50%増額する要求を出している。 もし公務員全員の給与を50%引き上げた場合9,000億トゥグルク(約409億円)が必要になる。 先週IMFの古澤満宏副専務理事がモンゴルを訪問した際、M.エンフボルド国会議長は公務員給与引き上げ問題について前向きに検討することを要請した。 フレルバートル蔵相の発表によると、今年6月に政府は7,500億トゥグルク(約341億円)の債務を返済する。 このうち6,200億トゥグルク(約282億円)は元金、1,300億トゥグルク(約59億円)は利息として支払う。 また、今年政府は利息として1.1兆トゥグルクを支払う予定である。 これは全経常支出の15.4%を占めている。
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