[BloombergTV.mn] 外貨準備の17%は金地金が占める

BloombergTV.mnより 2018.10.02 09:30 (元記事のリンクはこちら) 外貨準備高のうち4.75億ドル(17%)を金地金が占めているとモンゴル銀行が発表した。 モンゴル銀行は9月に2.1トンの金を購入した。 これにより1-9月のモンゴル銀行の金買取量は計14.3トンになった。 今年は前年比10%増の22トンの金を購入する目標を掲げている。 モンゴル銀行は2017年に金の購入量が初めて20トンを超え、外貨準備高を7億ドル増加させた。 外貨準備高は8月末時点で28億ドルである。 今年は外貨準備高を金買取によって7-8億ドル増加させる目標を掲げている。 「アルト2」キャンペーンの枠内で国内の金採掘を毎年2-3トン増やし、2020年には25トンに拡大する目標を掲げている。 また、キャンペーンの探査事業の枠内でモンゴル国内の金の埋蔵量を100-150トン増加させると政府が発表している。 国内の年間金採掘量は2017年末時点で19.8トンであったが今年8月時点で11.9トンに達したと国家統計局が発表した。 金の差屈量を増やす目的で2014年に金の採掘税を、金の販売価格の2.5%に定めて以来、金の買取が急速に増えていることがモンゴル銀行の統計から見て取れる。 具体的には、税率が高かった2010年にはモンゴル銀行が買い取った金の量は現在の10分の1だった。 税率の引き下げ以降、金の買取は増加し続けている。 税の引き下げ期間を2019年以降も延長する必要があるとモンゴル銀行は表明していた。 また、政府はアルト2キャンペーンの枠内で違法な金採掘零細業者・個人を合法化し、課税する適切な制度に移行することにより、国と地方の予算の歳入が増加すると見ている。 キャンペーンの結果、金の税金により毎年予算に最大600億トゥグルクが納付されるとみている。 B.ビャンバスレン
一覧へ戻る