[BloombergTV.mn]公共投資を増額して2019年度予算を可決
BloombergTV.mnより 2018.11.05 9:00(元記事のリンクはこちら)
2019年度予算の公共投資枠を1兆5,530億トゥグルク(約690億円)で承認した。
これは政府が提出した予算案より3,360億トゥグルク(約149億円)増加した額である。
歳入、歳出、収支の額については政府が提出した予算案のまま承認したが、一部に変更を加えたとフレルバートル大蔵大臣が発表した。
例えば当初予算案から、大蔵大臣枠の外債・援助調達費を1,290億トゥグルク(約57億円)、大気汚染対策支出として800億トゥグルク(約35億円)を減額した。
また学生ローン基金への出資420億トゥグルク(約18.6億円)、税関更新120億トゥグルク(約5.3億円)を削除した。
一方、削減によって捻出した枠から児童保護予算に56億トゥグルク(約2.5億円)、就労支援基金に80億トゥグルク(約3.5億円)増額した。
2019年度予算で政府が新たに盛り込んだ公共投資のうち85%を建物・施設が占めているとオープンソサイエティ・フォーラムの調査チームが報じている。
また来年新たに395件の建物・施設を着工する。
これらの事業費は1兆1,000億トゥグルクでこのうち52%を2019年度予算に計上した。
調査チームは、2019年度予算に計上された同規模の建物の建設費の差が大きいと発表した。
具体的には、村役場庁舎の予算は4,000万~3億5,000万トゥグルク、県庁庁舎の予算は8億2,510万~13億トゥグルクの開きがある。
B.ビャンバスレン