[BloombergTV.mn]2020年、2021年の国債償還に向けた準備

BloombergTV.mnより 2019.01.22 09:50 (元記事のリンクはこちら) 政府債務の対GDP比を2019年は55.3%(前年同期比8.1ポイント減)に下げると大蔵大臣が発表した。 2018年第3四半期時点の政府債務は21.4兆トゥグルク(約890億円)に達した。 2018年は歳出の8分の1を利払いに充てていたが、2019年は歳出の13分の1の8,566億トゥグルク(約355億円)を利払いに充てる予定である。 政府は2021年以降大規模な国債償還を控えている。 具体的には、2021年にマザーライ債5億ドル(約550億円)、2022年にチンギス債10億ドル(約1,100億円)を償還する予定。 大蔵大臣は「モンゴル政府は予定している国債償還を単年度で計上しないよう準備している」と述べていた。 2019年に政府は1.2兆トゥグルク(約500億円)の公共投資を外国からの融資・援助で行う。 このうち1.1兆トゥグルクは融資である。 融資・援助の38%を石油製品・エネルギー供給の改善に支出し、20%を下水処理場改修、環境汚染対策に支出する予定である。 その一方、財政赤字は1.9兆トゥグルク(約788億円)、GDP比5.4%で承認された。 B.ビャンバスレン記者
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