[BloombergTV]世界の有名ブランドがモンゴルのカシミヤを使用

BloombergTV.mnより2019.11.22 14:30 (元記事のリンクはこちら) 高級ブランドLoro Piana(ロロ・ピアーナ)が世界で最も柔らかいカシミヤで作ったセーターが2,000ドル以上の値段が付く一方、ユニクロの100%カシミヤセーターは30ドルで売られている。 ザラージンスティン・ツァガーン品種のヤギおよびチベットヤギのカシミヤはこれまで富裕層だけのために作られてきたが、最近20年間で生産量が増えたことにより、市場には手頃な価格のカシミヤ製品があふれた。 カシミヤ繊維の品質、製造した場所およびブランドによって、カシミヤ製品の価格は決まるが、ほとんどの場合、カシミヤ原毛の品質が非常に重要である。 カシミヤ用のヤギは豪州、中国、モンゴルなどの国で飼育しているが、スコットランド、イタリアがカシミヤ製品の生産をリードしている。 例えば、ロロ・ピアーナ、Brunello Cuccinelli(ブルネロクチネリ)などのブランドはカシミヤの加工で豊富な経験を持っている。 イタリアやスコットランドで製造された平均的なカシミヤセーターは155-455ドルである。 しかし有名なデザイナーブランドには、さらに高価格で高品質な商品もある。 ロロ・ピアーナはカシミヤ製品の世界最大のブランドであり、最大の原料の買い手でもある。 一部のブランドはカシミヤ専門の部署を持っている。 例えばMarc Jacobs(マーク・ジェイコブス)の“Marc By Marc Jacobs Cashmere”や、Celine(セリーヌ)の“Celine Cashmere”がそうである。 また、Burberry(バーバリー)、Ralph Lauren(ラルフ・ローレン)、Yves Saint Laurent(イヴ・サンローラン)などのブランドはコレクションにカシミヤの生地を多く使っている。 E.オンドラー記者  
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