[BloombergTV.mn]商業銀行に対するストレステストを行う

BloombergTV.mnより 2018.01.15 12:00(元記事リンクはこちら)   IMFとの協議の枠内で商業銀行で行われている資産評価が2016年度の結果に基づいていたため、2017年第3四半期時点のものに調整が行われていると中央銀行総裁が発表している。 調整の後には外部監査評価が行われる。 評価の結果に基づき、商業銀行が自己資本を増額する事業計画を作成する。その後はモンゴル銀行監査部がストレステストを行うとN.バヤルトサイハンモンゴル銀行総裁が発表した。 ストレステストの後、自己資本増額の期間として6ヵ月間の猶予を与える。この期間中に増額できなければ、再度資本増強の問題が話し合われる。 いずれにせよモンゴル銀行総裁は、資産状態の評価によって銀行業界が何らかのリスクを受けることはないという判断を出したと先週発表した。   2017年9月現在、14の商業銀行の総資産額は2016年末より増えて28兆トゥグルクになっている。 資産の主な部分を占める貸出金は2016年末の数字を9月時点で越え、13.1兆トゥグルクに達している。 資産の主な変化は中央銀行証券の増加による。銀行側が中央銀行証券の買取量を増やし、9月時点で1.9兆トゥグルクに達した。 2017年度に政府は証券の発行を停止したため、銀行の資産に計上された政府証券の額が2017年9月時点で3.4兆トゥグルクとなり、2016年末より低くなった。   O.オドゲレル記者
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