[BloombergTV] BOMが政策金利を0.5pt引き上げ6.5%に
BloombergTV.mnより2022.01.28 16:30(元記事のリンクはこちら)
モンゴル銀行(BOM)の臨時通貨政策会合で政策金利を0.5ポイント引き上げ年利6.5%にすることを決定した。
BOMは2020年9月に政策金利を6.0%に引き下げて以来、初めて政策金利を引き上げた。
2021年末のインフレ率は13.4%に急上昇した。
インフレ率における供給要因の悪影響が増加し、国外環境の影響により輸入品価格の上昇が続いている。
また需要インフレ率も経済回復につれて徐々に増加する見込みであるとBOMが発表した。
とは言え、今年末にはインフレ率は低下し、BOMが目標とする水準に落ち着くと強調した。
また、年金・手当を増額し、補正予算を組むことになった。
財政政策を拡大しているこの時期に通貨政策を引き締めることにより、財政と金融政策の連携を確保するとBOM総裁が述べた。
2021年の経済成長は2月に発表される予定で、成長見通しは4%で据え置いた。
通貨政策委員会が発表したその他の決定によると、市中銀行の法定準備率を2ポイント引き上げて8%とした。
また非鉱業製品の輸出、加工業に対する長期レポ貸し付け条件を変更するなどの総合的決定を紹介した。
S.ウヌルサイハン記者