[BloombergTV]BOM:2021年の対外債務は前年比2.5%増の332億ドル

BloombergTV.mnより2022.03.03 15:00(元記事のリンクはこちら) モンゴル銀行(BOM)の発表によると、2021年末時点のモンゴル国全体の対外債務は前年比2.5%増の332億ドル(約3兆9,580億円)だった。 対外債務の内訳をみると、84億ドル(構成比25.5%)が政府対外債務で、前年比1.9%減少した。 一方、36.9%を企業の対外債務(外国直接投資)が占めている。 モンゴルはこれまで、国際市場で8回外貨建て国債を発行している。 平均金利は年利6.2%である。 2022年に償還する国債の支払い負担は比較的小さいが、来年以降は一定の支払いが続く。 具体的には2022年にチンギス債が約1.4億ドル、2023年にゲレゲ債が約5.4億ドル、サムライ債が約3億ドルが控えている。 もし、これらの借り換えができず、返済する必要が発生した場合、国際収支の均衡が失われるリスクがあるとBOMが警告している。 S.ウヌルサイハン記者  
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