[BloombergTV.mn]金の精錬所建設についてカザフの経験から学ぶ

BloombergTV.mnより 2018.04.02 11:30 (元記事のリンクはこちら 金の精錬所建設問題について閣議の委員会決定に記載したことを鉱業重工業大臣が報告した。 これに関連して鉱業重工業大臣は、アスタナで行われた「モンゴル・カザフスタン第7回政府間委員会」の際、カザフスタンの金精錬所の経験を調査していることを発表した。   政府は「アルト2」キャンペーンを実施中で、この枠内で「金精錬所のフィジビリティスタディ(FS)を行う業者の選定入札を公示する準備を進めている」ことを先月発表した。 金精錬所を建設することにより、金の買い取り量を増やす政策を行っている中央銀行にどのように影響するかが注目される。鉱業重工業大臣は「金精錬所の建設は戦略的決定だ」と強調した。   モンゴル銀行の発表によると、2017年には20トンの金を購入し、外貨準備高が7億USD増加した。2018年には22トンの金を購入する予定だ。 今後は地方に金の採掘業者から直接買い取る場所を整備し、これにより金の買い取りが増加すると見ている。 金の埋蔵量に関し資源埋蔵量データベースには、モンゴル国内に2,500トンの金が埋蔵されていると登録されている。 現状、モンゴル政府が発給した探査権益件数の17%(550件)、探査面積の13%が金の探査であると鉱物資源・石油庁が強調した。 この他モンゴル・カザフスタン政府間委員会では「地質鉱山、民間航空輸送などの分野で協力する」覚書が取り交わされた。 T.エリサ記者
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