[BloombergTV.mn]EPA発効により第1四半期の日本との貿易額が72.1%増加

BloombergTV.mnより 2018.04.09 11:30(元記事のリンクはこちら) モンゴル・日本経済連携協定(EPA)発効以降、日本からの輸入量は増えたが、モンゴルから日本への輸出量は減っている。 EPAに従い日本からの輸入商品のうち、価格ベースの40%が関税の優遇を受けたと税関庁が発表した。 今年第1四半期だけでも、3,860億ドルの輸入品に対し38億トゥグルクの関税を免除した。これは前年同期比2倍に増加した。中でも乗用車、鉱山用重機とそれらの部品が大半を占めた。 一方、今年第1四半期に日本へ180万ドルの商品を輸出したのは前年同期比26.4%の減少となったと税関庁が発表した。そのうち最多はアルミニウムで、以下、家畜由来原料、腸、胃、医薬品製造用動物臓器、紡毛糸(羊毛製)、紡毛織物などが占めた。 このほか、第1四半期には蜂蜜126kg、チャツァルガンの油・エキス約1,200リットルを輸出した。 両国の貿易額も増加した。第1四半期だけを見ても、EPA発効前と比べ72.1%増加したと税関庁が報告書で述べている。 EPAは2016年6月7日に発効し、それ以来2018年3月31日までの間に日本から計2億1,010万ドルの製品を輸入し、172億トゥグルクの関税を免除した。EPAに従いモンゴルは5,700品目、日本は9,300品目の輸入関税を即時または段階的に撤廃する。 T.エリサ記者
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