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BloombergTV.mnより2018.05.21 09:30（元記事のリンクはこちら）   IMFの調査チームがモンゴル政府と共同で実施しているEFFの第4回審査を行い、結果を報告した。 IMFの調査チームは、外国市場での原料需要増加が今後モンゴルの経済成長を下支えする見込みであることを強調し、「財政赤字削減、外貨準備増加などマクロ経済の主要目標を達成した」と評価した。とは言うものの、原料の需要が低下する恐れもあることはリスク要因であると警告している。さらに構造改革が遅れていることに注意し、財政支出の増加と投資環境の悪化がリスクになる可能性があると判定し、今後EFFを着実に実施するため、銀行システムの強化に留意する必要があると見ている。 また適切な財政政策を実施し、インフレ率の増加に注意し、外貨準備を増加させるとともに歳出管理を改善する必要があると見ている。 IMFの調査チームのジェフ・ゴットリーブ代表は「歳入が21％増加したのは予想を上回る結果であった」と強調し、「第1四半期の外貨準備高が2億ドル増加した等、数値目標を着実に達成している」と評価した。 調査チームが報告書をIMF理事会に報告した後、次の融資が行われる。 O.オドゲレル記者