[BloombergTV.mn]モンゴルカシミヤは世界市場へ

BloombergTV.mnより 2018.9.7 14:00 (元記事のリンクはこちら) 世界のカシミヤ市場では年間平均43億ドルが取引されているとBain and Company調査機関が報告書で述べている。 モンゴルの場合、今年7月現在2,040万ドルのカシミヤ整毛238.9トンを輸出している。 これは前年同期比約500万ドル増加した金額である。 モンゴル産カシミヤで世界市場にて競争しているブランドをあげると、2010年に設立された「シーレンカシミヤ」社は国内で生産し、韓国、日本、米国、チェコ、スイスなどへ輸出している。 また、Alibabaで販売していることも注目を集めているという。 さらに、Amazon.comでに通販予定であるという。 最近1年間では同社の売上は28%伸びた。 ほどんどの発注元は韓国であり、全輸出の73%を占めている。 その他、米国の金融アナリストとして勤めていたマット•スカンランが、モンゴルカシミヤを原料とした「ナーダムカシミヤ」社を設立してから3年間経っている。 同社はカシミヤを遊牧民から直接買取り、比較的安い価格で高級製品を造ることが可能になっている。 また、ヤギに獣医の検診を受けさせ、家畜保険に加入させている。 ヤギの健康改善により、カシミヤの品質が向上し、供給も安定すると設立者が述べている。 またカシミヤ加工の際は、天然由来原料と再生可能エネルギーを使用していることが特徴である。 さらに、モンゴルで観光ビジネスを経営するクリストファー・ギルケ氏は、モンゴルの羊毛・カシミヤをネパールで加工し、世界市場へ輸出している他、その原料は高級ブランドHermesに供給しているという。 N.ボロルエルデネ
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