[BloombergTV.mn]カシミヤ製品を無税で輸出する法案を米下院に提出

BloombergTV.mnより 2018.9.19 18:20(元記事のリンクはこちら) 米下院にモンゴルの第3隣国貿易法案を提出している。 同法案にはモンゴル産のテキスタイル製品を米国市場に無税で輸出することが記載されている。 法案に対する下院の事前調査結果では、「モンゴルは米国と第3隣国の関係を強化する希望を表明した。モンゴルの民主化の成功、戦略的位置関係、独立した外交政策は米国の国家安全保障にとって重要である」と強調している。 また、モンゴルは米国を最重要の第3隣国と定めているものの、2国間貿易は近年減少しており、貿易額は2012年に7億700万ドルであったが、2017年には8,200万ドルになった。」ことが法案の概要に述べられている。 第3隣国貿易法案はモンゴルのカシミヤと密接な関係がある。 モンゴルは世界のカシミヤ原毛の3分の1を供給しているが、最終製品の供給は不十分であると述べられている。 モンゴルはカシミヤ原毛のほとんどを中国に輸出している。 一方、米国はカシミヤ製品のほぼすべてを中国から輸入している。 このためモンゴルからカシミヤおよびその他のテキスタイル製品を輸入することがモンゴルと米国の貿易関係を改善し、中国からの輸入を削減する後押しになると見込んでいる。 法案よると、関税を免除する製品は、重量の23%以上をカシミヤが占める、もしくは製品の製造原価の51%以上をカシミヤ由来の原料が占める必要がある。 法案は最初に下院で可決された後、上院で可決されれば米国の署名を経て正式な法律になる。 モンゴルのU.フレルスフ首相は米国を訪問中で、9月20日に面会が予定されている。前回の米国下院議員がモンゴルのバトトルガ大統領と面会の際、本法案にふれた。 法案が可決されれば3万-4万人のモンゴル人女性の雇用創出が見込まれると大統領府が発表した。 B.ダシニャム
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