[BloombergTV.mn]違法採掘業者が金鉱山開発の障害になっている

BloombergTV.mnより 2018.10.03 09:00 (元記事のリンクはこちら) 鉱業重工業省の発表によると、金の採掘分野には環境・原状回復問題がつきものである。 例えば、トゥブ県の3,000haの鉱区のうち、金を採掘した400haが長年にわたって原状回復が行われず、責任者不在であると同県幹部が「金フォーラム」の際に強調していた。 そのため、鉱山分野で環境管理、閉山資金保証の仕組みを導入し、同分野を素人業者ではなくプロの業者のビジネスにすると鉱業重工業省が発表した。 その一方で、不法金採掘業者が金採掘分野の正式な許認可を持つ専門業者の事業および金鉱山開発の主な障害になっていると「金フォーラム」参加者が強調していた。 また、2018年に政府が承認した零細金採掘規則により発給された組合形式の金採掘は、採掘権を持っていない鉱区を不法に採掘する辞令が増えたとトゥブ県幹部が「金フォーラム」の際に報告していた。 鉱業重工業省のソミヤバザル大臣の発表によると「モンゴル国内で年間約40トンの金を採掘したうち、半分が不法に国外に持ち出されている可能性がある」そうだ。 近年、個人がモンゴル銀行に納入する金の量が増えている。 具体的には2017年にモンゴル銀行が買い取った金の62%を個人が納入した。 これは個人が納入すると税率が優遇されることと関係しているとモンゴル銀行が説明していた。 今後、企業の納入を増やすために税制面で支援する必要があると鉱業重工業省が報告した。 B.ビャンバスレン
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