[BloombergTV.mn] 10月の外貨準備高は2013年以来の高水準

BloombergTV.mnより 2018.12.03 15:17 (元記事のリンクはこちら) 10月末の外貨準備高が34億1,370万ドル(3,870億円)とモンゴル銀行が報じた。 これは2013年4月以来の高水準であり、前月比5.2億ドル(590億円)増だった。 10月にモンゴル銀行は年初来最大の2億6,660万ドル(302億円)の為替介入を行った。 しかし、モンゴル開発銀行が国際市場から調達した5億ドル(567億円)の国債の入金により、外貨準備高は増加したとモンゴル銀行が発表した。 国会が承認した2019年度の金融政策の基本方針の1つは外貨準備高を引き上げることであり、この枠内でモンゴル銀行は中期的に外貨準備高を65億ドル(7,370億円)まで引き上げる必要があると見ている。 その理由は、モンゴルの外貨準備高が、国家安全保障政策および短期債務償還の国際水準を下回っているからであるとモンゴル銀行は強調した。 また、最近IMF・EFFの第6回レビュー調査チームが、報告書でモンゴルの外貨準備高は依然として不十分であると警告していた。 さらに2019年の輸入の伸びが輸出の伸びを上回り、経常赤字が増加する見込みであると述べていた。 B.ビャンバスレン記者
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